富良野自然塾の生き物たち

SMBC環境プログラム NPO法人C・C・C富良野自然塾の許可を得て調査しております。

2011年12月19日月曜日

冬に突入 ‘11.12.11

今年の雪は遅いなあと思っていたら
12月に入っイッキに降り気温も下がり
積雪は平年並に

そのんな季節の変わり目の動きが見られるかと
センサーカメラのチェックに行きましたが

2011年11月29日火曜日

コテングコウモリの再捕獲は

今年のコテングコウモリの再捕獲状況を整理してみました。

コウモリ再捕獲

調査範囲は最長で約2kmは離れて
コテングコウモリは万遍なく見つかっているが
再捕獲は近所ばかり?
移動距離が短い・・・・年中近くにいるのか?冬は遠くへ行って戻るのか?

2011年11月23日水曜日

ヒグマ

11/20に久しぶりに、センサーカメラのデータ回収とコウモリ確認に行きました。

【コウモリ】
設置している人工物とわずかに残る枯葉をチェックしましたが、コウモリは見つかりませんでした。
雪も降ったので、厳しいかなとは思っていたんですが、ちょっと残念!

【センサーカメラ】
[沢上流]
今回は、いつのもアライグマ・エゾタヌキの他に、エゾリスが撮影されてました。














エゾリス














アライグマ














エゾタヌキ



2011年11月12日土曜日

コウモリやはりいない・・・'11.11.12

【コウモリ】
枯葉と人工物メインにコウモリ探したけどみつかりません
発想・視点を変えないとダメだな

コテングコウモリのリング装着個体の再捕獲からして
あまり移動していない個体がいてもいいと思うのだが

それと雪の上で見つかっているコテングが冬眠個体との説もあり
だとしたら根雪になるまでウロウロしている個体もいるはず。
(私はあの説には懐疑的ですけどね)

2011年11月11日金曜日

コウモリいなかった '11.11.09

コウモリ探査してきましたが
見つかりませんでした。

前回から一ヶ月近く経過してしまいすっかり秋です。
でもオニシモツケやヨブスマソウは僅かに残っていました。

フィールド内には立派な雄シカがウロウロ
単独だけどもう交尾は終わったのか?
または他の雄に負けたのか?

センサーカメラを再設置
知り合いの助言をいただきストロボに工夫してみました。
これで小物が映るか?

斉藤

2011年11月7日月曜日

講演会のお知らせ


『北海道希少生物調査会』主催の講演会があります。

日時 2011年11月26日 9:30~11:30
場所 札幌市男女共同参画センター 4F 中研修室
入場無料

講演内容
『幻のヘビ シロマダラ を追う』
徳田龍弘氏 「北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑」著者

『コウモリ』
中島宏章氏 「第3回田渕行男賞」受賞、「BAT TRIP~ぼくはコウモリ」著者


お問い合わせ先
北海道希少生物調査会 hokkaido.kishou@gmail.com


2011年10月18日火曜日

コウモリ調査 '11.10.15

まだいました
コテングコウモリが


オオイタドリの枯葉は殆ど落ちてしまいましたが

2011年10月2日日曜日

2011年9月30日金曜日

コテングコウモリ再捕獲 '11.9.25

‘11.9.25の捕獲調査では
コテングコウモリの再捕獲が1頭

NCR494♀成獣
1回目 2011.9.11
移動距離 南西に61m
体重  7.8g → 9.0g

太っちゃいました・・・

https://sites.google.com/site/furanonoikimono2009/honyuurui/koumori-keisoku

斉藤・山口

2011年9月27日火曜日

コウモリ調査 '11.9.24-25

9/24は人工物の見回りのみ
結果は0頭

9/25は斉藤・山口で枯葉探査+人工物の見回り
枯葉でコテングコウモリ15頭
人工物は0頭
いつもの建物にはヒメホオヒゲコウモリ?3頭

ハリギリの枯葉にも入っていました。

2011年9月26日月曜日

リンク

メンバーの佐藤晶人さんのブログをリンクに入れさせてもらいます。

北方見聞録
北方見聞log in 釧路

当ブログと合わせてよろしくお願いします。

斉藤久

2011年9月25日日曜日

コウモリ調査(枯葉調査) '11.9.23

11/9/23

今回の調査では、雄7頭・雌4頭のコテングコウモリが見付かりました。

いつものように枯葉を探していると早速1頭目のコウモリ、と思ったら枯葉を握った瞬間いつもと違う!
明らかにデカい!
高鳴る鼓動をおさえ慎重に捕獲。
ついにきたかテングコウモリ!
見た目は白い差し毛がないしコテングコウモリ?
各計測値もコテングコウモリの範囲内。
こんなに大きいのに。
残念ながらこの個体はコテングコウモリ雌でした

ですが興味深い観察結果!

2011年9月24日土曜日

コウモリ調査(枯葉調査) '11.9.19

スキー場での枯葉内コウモリ調査を行いました。
9/11に斉藤さんが実施した際には、多数発見されたと聞いていたので、
かなり期待して入ったのですが、

結果は、約4時間で、コテングコウモリ2個体と惨敗でした。













コテングコウモリが確認されたオオイタドリ枯葉

2011年9月22日木曜日

センサーカメラ '11.9.19

9/19に久しぶりにカメラのデータ回収しました。

【センサーカメラ】
カメラのチェックは7/23以来と久しぶりでしたが、撮影枚数は少なめでした。
約2ヶ月放置した状態でしたが、電池はまだ大丈夫なようでした。
結構、電池は長持ちするものだと感心しました。

[沢上流]
今回は、アライグマとエゾタヌキだけでした。















アライグマ















エゾタヌキ


2011年9月18日日曜日

コテングコウモリ再捕獲

‘11.9.11の捕獲調査では
コテングコウモリの再捕獲が3頭いました。

NCR469 ♀ 成獣
1回目 2010.9.21
1回目との距離 南東に31m
NCR467・468・470と4頭で同じイタドリの枯葉に入っていました。

NCR464 ♀ 成獣
1回目 2010.9.10
1回目との距離 西に30m

NCR475 ♀ 成獣

1回目 2010.10.11
1回目との距離 西南西に136m

1年後にもほぼ同じような場所で捕れています。
ちゃんと場所を覚えているのですね
冬は何処へ
NCR469

コウモリデータ

※コウモリの捕獲は環境省、北海道の許可を得て行って入ります。


斉藤

2011年9月17日土曜日

リンク

リンク貼ってみました。

北海道野生動物研究グループ

斉藤のもうひとつの仲間たちです。
よろしくお願いします。


斉藤

2011年9月13日火曜日

テングコウモリ

‘11.9.11調査ではテングコウモリが1頭見つかりました。

雄の成獣です
計測後にその場で放しましたが
まだ眠かったようで目の前の葉に止まり
全く隠れること無く眠ってしまいました。
起こしてゴメン
見つかった環境は
スキー場コース内のオオイタドリ群落内
オオイタドリの枯葉で寝ていました。
昨年の捕獲地点の直ぐ隣の群落
本種が好む何かがあるのか?

枯葉ではコテングコウモリはたくさん見つかりますが
テングコウモリはなかなか見つかりません

富良野ではこの1頭と昨年の1頭で計2頭
私は他の調査地で2007年に1頭、今年は3頭
計6頭

テングコウモリは洞窟でも見つかりますが
枯葉でもコテングコウモリのように生息していることが分かってきました。

他にはどんな場所で寝ているのか?
答えはフィールドにある・・・はず!

斉藤久

2011年9月11日日曜日

コウモリ調査 '11.9.11

秋ですね

枯葉も増えて
コウモリも分散時期かと読んで
『枯葉チャレンジ』(勝手に名付けて自分を盛り上げる・・・)
スキー場で日中にどれだけコウモリが見つかるか!


見つかる

見つかる


毛も見えてます



3頭仲良く














結果!
1人5時間で
コテングコウモリ×20頭
テングコウモリ×1頭

見つかり過ぎて
スキー場の半分も上がれませんでした。
上まで行ったら何頭見つかるんでしょう?


いつもの建物では
ヒメホオヒゲコウモリ?が2頭

※コウモリの捕獲は環境省、北海道の許可を得て行って入ります。
※スキー場の立ち入りには許可を得ております。


斉藤久

2011年9月10日土曜日

昆虫調査

先日、昆虫調査に入りました。

8月下旬で早くも秋の足音がせまっていましたが、天気も良く沢山の虫に出会えました。
池の水面上空ではオオルリボシヤンマが元気に縄張り争いをしていました。
大きい青い目で見る彼らの世界はどんな風に見えているのだろう。












縄張り争いを繰り広げていたオオルリボシヤンマ雄。

2011年9月2日金曜日

鳥類



先日、鳥類調査をしてきました。

観察できたのは21種、近隣の森を含めても22種とかなり少なめ。
渡り鳥がまだ来ていないようで昼間などは本当に静かなものでした。















そんな中、スキー場のホオジロは元気でした。



佐藤晶人

コウモリの親子

‘11.8.27調査ではヒメホオヒゲコウモリ?の親子も目撃
?なのは捕獲できていないからなのだが
ここで捕獲した個体は全てヒメホオヒゲコウモリだったのでそうする
















二階の屋根の庇に2頭で寄り添って止まっていた
よく見ると色が違う

濃い色の個体が淡い色の個体の脇に顔を寄せている
コウモリは脇に乳頭があるので
乳を吸っていたのか
吸いながら眠ってしまったのか

@今年は遅い?
昨年はコテングコウモリ、ヒメホオヒゲコウモリともに
8月上旬に親子を確認
今年はちょっと遅い?昨年が早い?
データを蓄積しないと分かりませんね


斉藤久

2011年8月29日月曜日

コウモリ調査 ‘11.8.27-28

今年2回目のカスミ網調査
結果はいまいち

カスミ網で捕れたのはヒメホオヒゲコウモリ1頭
コテングコウモリは枯葉で13頭、再捕獲1頭
建物にヒメホオヒゲコウモリ4頭

枯葉の探査をしていると
穴だらけのオオイタドリの枯葉に毛が見える
















まさかと思ったが
覗くとコテングコウモリが2頭寄り添って寝ていた
丸見えですよ


















よく見ると大きさと色が若干違う
成獣と幼獣、親子?の可能性が高いが
なんと片方を逃してしまった。
ガックシ

※コウモリの捕獲は環境省、北海道の許可を得て行っております。

斉藤久

2011年8月10日水曜日

SSF BAT2でニホンウサギコウモリ

‘11.7.23に実施したコウモリ調査でSSF BAT2出動
山口さんの私物ですが・・・



MINI‐3に比べると虫などのノイズが少ない
そしてコウモリの音がクリアに聞こえる・・・気がする



便利な機能もあるしMINI‐3に変わる遊び道具になりそうです。

斉藤久

2011年8月5日金曜日

センサーカメラ '11.7.23

UP遅くなりました。

7/23にセンサーカメラのデータ回収をしてきました。
今回は、前回よりもさらに撮影枚数が少なかったです。

[沢上流]
今回も撮影されたのは、エゾタヌキのみでした。













エゾタヌキ


[林内、水域周辺]
ちょっとカメラの向きを変えてみましたが、
今回も撮影されたのは、アライグマ、エゾタヌキ、エゾシカでした。













アライグマ また水に入り、何かしている














エゾタヌキ














エゾシカ 子鹿です


回を追うごとに、撮影枚数が減っていってますね。
どうしたものやら。

次回に期待ですね。

山口

2011年7月24日日曜日

コウモリ調査 '11.7.23

今年一回目のコウモリかすみ網調査

網ではニホンウサギコウモリ2頭
坊主は免れたので一安心
2頭とも雌で授乳痕あり
近くで出産しているのでしょうね


近くの建物ではいつもの位置にヒメホオヒゲコウモリが3頭
捕獲できたのは幼獣1頭のみ
修行が足りません
















バットディテクターでは川上や街灯まわりで反応有るが数は少ない

そろそろ新しい種類が捕れてくれると楽しいのだが

コウモリデータ

※コウモリの捕獲は環境省、北海道の許可を得ています。

斉藤、山口

植物調査

7月6日、7日に植物相調査を実施いたしました。

沢沿いではコモチミミコウモリが確認されました。



確認種数は以下の通りです。

人工林:121種 重要種2種
天然林:117種 重要種1種
草地 :49種

大高 洋平

2011年7月8日金曜日

センサーカメラなど '11.7.3

7月3日 センサーカメラのデータ回収等をしてきました

【センサーカメラ】
今回は先月に比べて種数は少なめでした

[沢上流]
エゾタヌキのみ















エゾタヌキ

[林内、水域周辺]
アライグマ、エゾタヌキ、エゾシカ
エゾタヌキ、エゾシカが多数写ってました
















アライグマ:水域に入って、オタマジャクシを食べている?















エゾタヌキ:水域に顔をつっこんで、オタマジャクシを食べている?















エゾシカ:水辺の草を食べる

【コウモリ人工ねぐら】
今回、牛乳パックを加工して人工ねぐらを作成し、
カメラを設置している水域周辺に設置しました。
















何か使ってくれるとうれしいのですが‥。

山口

2011年6月23日木曜日

昆虫調査トラップ回収

6/18 トラップの回収に入りました。

雨の中の回収はなかなか大変でした。

雨が降っていなければ捕虫網を使った採集を行う予定でしたが実行できず。
目に入った虫は樹皮に擬態している蛾だけ。




次は天気の良い日に虫捕りです。

2011年6月20日月曜日

コウモリの一宿一飯 '11.6.19

コウモリ調査です。

コテングコウモリを確認
今年初です
寝床は蛾(ハマキガorメイガ)の幼虫が
オオイタドリの葉で作ったテント

コテングコウモリは夏以降に
オオイタドリ等の枯葉の中で寝るのが知られていますが
枯葉が無い時期には蛾のテントが寝床にピッタリ
寝床も借りて幼虫も食べているのか?







ヒメホオヒゲコウモリは
また6/7と同じ場所にきてました。
捕獲してリングを確認すると
2010年8月16日にここで捕まえた個体
戻ってきました。











コウモリも活発に動き出したので
昨年に引き続き人工塒を設置してきました。
どれを使ってくれるでしょうか














今年もたくさんコウモリを捕まえます。
新しい発見があるといいのですが

※コウモリの捕獲は環境省、北海道の許可を得ています。

斉藤久

2011年6月12日日曜日

帰ってきたコウモリ ‘11.6.7

今年も近くの建物へコウモリが2頭やってきました。
おそらく昨年と同様のヒメホオヒゲコウモリと思われます。
1頭にはリングが付いていました。

あと何頭の仲間がくるでしょうか

斉藤久

2011年6月9日木曜日

センサーカメラ '11.6.7

【センサーカメラ】
沢の中流と下流に設置していたカメラを一時撤収

・下流  カメラ OBO
タヌキ、エゾシカ、エゾクロテン?(やはり白黒では判定できない)
立派なオスジカの角が伸びている最中ですね。


・中流  カメラ HCO
エゾリス、タヌキ











タヌキは
下流を 2011.6.1 18:30:28 に通過
中流を 2011.6.1 18:34:52 に通過
沢を使って上流へ移動していったようです。

斉藤久

2011年6月8日水曜日

物置小屋のコウモリ その2

6月5日、富良野自然塾の方から、
以前にコウモリのいた物置小屋にコウモリの糞とみられるのがあったので、
一緒に行って確かめてほしいとのことで、一緒に見に行きました。

糞はやはりコウモリのもので、
その上の梁においてあった布製の袋の中に、
ウサギコウモリが2個体入っていました。


4月にも同じところで見つかっているとのことだったので、
この物置小屋はコウモリのお気に入りの場所なのかもしれません。

これから、継続してみていけるとおもしろいかなと思ってます。

山口 裕司